項目属性と変数のみを含むパネルがあり、その項目属性と変数のすべてで Show/Hide Security が有効になっている場合、ユーザーがパネル内の項目属性や変数を表示する権限を持っていなければ、WorkWithPlus は自動的にパネルを非表示にします。

たとえば、Company トランザクションの監査に関する情報 (レコードを作成したユーザー、その日付、Company のレコードを最後に修正したユーザー、その日付) の閲覧を制限する必要があるとします 。

まず、Company トランザクションを開き、4 つの項目属性を選択し、Show/Hide Security を有効にします ([Enable Show/Hide Security] プロパティを [True] に変更):

次に、Company トランザクションのフォーム (インスタンス内) を表示すると、これらの 4 つの監査項目属性が「Auditing」という名前でパネル内にグループ化されています。

これら 4 つの項目属性はセキュリティが有効になっているため、これらの項目属性を表示する権限のないユーザーがアプリケーションにログインした場合、このパネルは非表示になります。 

[Show/Hide Security Functionality Key] を変更し (この場合はこれらの項目属性への新規権限)、実行中のアプリケーションに変更を反映する場合は必ず、有効にしている Security に応じて「セキュリティ機能の更新 (高度なセキュリティ)」または「セキュリティ機能の更新 (GAM + WorkWithPlus)」の手順を実行してください:

• セキュリティ機能の更新 (高度なセキュリティ)
• セキュリティ機能の更新 (GAM + WorkWithPlus)

上の手順に従ってすべてビルドを行うと、実行中に変更を表示できます (「高度なセキュリティ」および「GAM + WorkWithPlus」を使用した項目属性のセキュリティは開発者の視点では同じものですが、唯一異なる点は、各ロールの権限を設定するために異なるオブジェクトを使用していることです)。

この例では、John がアプリケーションにログインしていますが (John のロールは「New Role」に関連付けられています)、Company の 4 つの監査項目属性への権限はありません。Company の一部を編集しようとすると、次のような表示になります:

画像で示すように、「Auditing」パネルは非表示です。そこで、「New Role」ロールに [CompanyCreateDate] の項目属性のみを表示する権限を与えます (権限の付与には管理者としてログインする必要があります):   

これで John はアプリケーションにログインし、Company を編集することができます。彼は「Auditing」パネルとコンテンツの一部を表示することができます:

タブの非表示

タブの場合も同様で、項目属性のみを含むタブがあり、その項目属性のすべてで Show/Hide Security が有効になっている場合、ユーザーがタブ内の項目属性を表示する権限を持っていなければ、WorkWithPlus は自動的にタブを非表示にします。

たとえば、Person の 2 つ目のタブ内の項目属性すべてに表示のセキュリティが必要だとします:

必要な項目を選択し、Show/Hide Security を有効にします: