Work With Plus では、一部の操作を実行するためにユーザーの確認が必要になるアクションを作成する機能が提供されます。(誤って一部のアクションをクリックするなどの) ユーザーのエラーを最小限にするために、データベース内でレコードを更新するアクションや取り消せないアクションを開発する際に便利です。
この機能を説明するために、例として Person インスタンスを取り上げます。次に示すように、UserActionPrint と名付けられた User Action を追加します。

[Confirm] を True に設定し、[Message]、[Title]、および [Type] の各プロパティに入力します。

これで関連付けられたイベントが開発されました。「DoUserActionPrint」イベントによって Confirm アクションが呼び出され、確認のポップアップが開きます。アプリケーションのユーザーがポップアップのオプション ([はい]、[いいえ]、[キャンセル]) を選択した後、イベント Dvelop_ConfirmPanel_BtnActionPrint.Close が実行されますが、ここでは GeneXus 開発者がそれぞれの状況 ([はい]、[いいえ]、該当する場合は [キャンセル]) での実行内容を判断する必要があります。

最後に、実行時におけるこのアクションを示します。

現時点では、確認機能をグリッド内部のアクションまたは複数行の選択をサポートするアクションに適用することはできません。これは、Work With Plus の将来のバージョンを対象に開発されます。
WorkWithPlus for Web 14 では、アクションの [Confirm] を設定する際に確認フィールドを追加するオプションが追加されています。

このオプションを使用できるように、アクションの [Confirm] プロパティを [True] に変更する際に、[Comment] という新しいプロパティが表示されます。このプロパティには [Do not include]、[Optional]、または [Required] の値を設定できます。 |