項目属性の Edit/ReadOnly Security

Edit/ReadOnly Security

項目属性の Edit/ReadOnly Security は、(1 つまたは複数のロールにグループ化された) 特定のユーザーグループだけが編集可能な項目属性がある場合に便利です。したがって、必要な各項目属性に対して、この種のセキュリティを有効にできます (すべての項目属性に対して行うこともできます)。

特定の項目属性の Edit/ReadOnly Security を有効にするには、その項目属性の定義で [Enable Edit/ReadOnly] プロパティを [True] に設定します。

"PersonLastName" 項目属性のプロパティの例を下の図に示します:

Edit/ReadOnly Security を有効にすると、[Edit/ReadOnly Security Functionality Key] が表示されます。このプロパティは、あるロールに対してその項目属性を編集できるようにするかどうかを定義するために、項目属性が持つ権限の名前を指定します (どちらのプロパティも既定値は、[WWP Configuration] -> [Security] ([Advanced Security] または [GAM]) から取得されます)。したがって、アプリケーションのすべての項目属性で Edit/ReadOnly Security を有効にしたい場合は、[WWP Configuration] -> [Security] ([Advanced Security] または [GAM]) で、[Enable Edit/ReadOnly Security] プロパティの値を [True] に変更します。

[Edit/ReadOnly Security Functionality Key] を変更し、実行中のアプリケーションに変更を反映する場合は必ず、有効にしている Security に応じて「セキュリティ機能の更新 (高度なセキュリティ)」または「セキュリティ機能の更新 (GAM + WorkWithPlus)」の手順を実行してください:

上の手順に従ってすべてビルドを行ったら実行中に変更を表示できます (「高度なセキュリティ」および「GAM + WorkWithPlus」を使用した項目属性のセキュリティは開発者の視点では同じものですが、唯一異なる点は、各ロールの権限を設定するために異なるオブジェクトを使用していることです)。

GAM セキュリティ + WorkWithPlus 内の Edit/ReadOnly 項目属性の例

「New Role」というロールを持っている John がアプリケーションにログインしましたが、彼には PersonLastName を編集する権限がないので、Person トランザクション内が読み取り専用として表示されます:

そこで管理者がアプリケーションにログインし、「New Role」というロールに項目属性 PersonLastName を編集する権限を与えます:

John がアプリケーションにログインし、Person の一部を編集しようとしました:

 

高度なセキュリティ内の Edit/ReadOnly 項目属性の例

高度なセキュリティを使用した Edit/ReadOnly 項目属性の例も GAM + WorkWithPlus の場合と同様ですが、唯一の違いは、各ロールの権限を設定するために異なるオブジェクトを使用することです。


Copyright © 2007-2015 DVelop Software Solutions - www.workwithplus.com