フィルタの演算子ノード

 

フィルタの演算子ノードには、次のプロパティがあります:

 

[Type]: その演算子が事前定義演算子かカスタム演算子かを指定します。

[Predefined operator]: 使用できる事前定義演算子は、[WWP Configuration] -> [フィルタ] で指定されている事前定義演算子です (タイプに基づいて、項目属性で事前定義演算子が使用可能になります)。この例では、項目属性は Varchar です。したがって、使用可能な事前定義演算子は次のようになります:

[Type] プロパティの値が [Custom] の場合は、次のプロパティが表示されます:

 

[Custom Type]: カスタム演算子のタイプを指定します。指定できる値は、[Simple]、[Range]、[Fixed value]、[Fixed range] です。各タイプの例と説明を次に示します。

  • [Simple]: 条件となる演算子が 1 つ追加され、検索するものをユーザーが入力できるようにフィールドが 1 つ追加されます。

 

  • [Range]: エンドユーザーは、2 つの値を指定してその範囲内を検索できます。したがって、条件が 2 つ、そしてフィールドが 2 つ追加されます:

上に示されているプロパティに加えて、次のプロパティも表示されます:

[Operator To]: 2 番目のフィールドに適用する演算子を指定します。
[Middle Text]: 2 つのフィールドの間に表示するテキストを指定します。

  • [Fixed Value]: 固定値をキーにしてフィルタを適用します。したがって、エンドユーザーは、フィールドに何かを入力する必要はなく、演算子を選択するだけで済みます。たとえば、日付フィールドで今日または過去の日付をキーにしてフィルタを適用できます。

上に示されているプロパティに加えて、次のプロパティも表示されます:

[Fixed Value]: フィルタに使用する値を指定します。上の例では、次のような条件になっています: PersonBirthDate > AddYr(&Today, -18)

  • [Fixed Range]: 固定値の範囲内でフィルタを適用します。この場合もエンドユーザーは、フィールドに何かを入力する必要はなく、この演算子を選択するだけで済みます。

上に示されているプロパティに加えて、次のプロパティも表示されます:

[Operator To]: 2 番目の固定値 ([Fixed Value To]) に適用する演算子を指定します。
[Fixed Value]: [Operator] プロパティに設定された演算子とともにフィルタに使用する値を指定します。
[Fixed Value To]: [Operator To] プロパティに設定された演算子とともにフィルタに使用する値を指定します。

上の例では、次の 2 つの条件が設定されています:

  • PersonBirthDate >=  AddYr(&Today, -25)
  • AttributeName <= AddYr(&Today, -18)

[Caption]: コンボボックス内で選択するために、実行時に表示されるタイトルを指定します。< />ONT>


[Operator]: この演算子コントロールに適用される演算子を指定します。例では、演算子は「like」であるため、項目属性「Name」の前方一致を検索します。

動的な演算子機能が含まれたフィルタについても、その詳細を参照してください。