必須の項目属性および変数

WorkWithPlus では、項目属性または変数の入力を必須にできる機能が提供されます。つまり、実行時にユーザーがフィールドを空白のままにできるかどうかがこの機能で決定されます。また、項目属性または変数を条件によって必須にするかどうかも指定できます。

この機能は項目属性と変数の両方に適用されます。このオプションを有効にするには、項目属性または変数の [Is required] プロパティを True に設定する必要があります。

 

トランザクション内での [Is required] の例

項目属性を [Is required] に設定すると、2 つの変更が行われます。1 つ目は、実行時にユーザーが必須の項目属性とそれ以外の項目属性を識別できるよう、WorkWithPlus によって必須の項目属性に別のテーマクラスが割り当てられます:

 

2 つ目は、WorkWithPlus によってそれぞれの必須項目属性に Error ルールが追加されます:

 

それぞれの必須項目属性で表示されるメッセージは、[WWP Configuration] の [Labels] ノードにある [Required Attribute] で一元管理されます。

したがって、開発者が複数いる場合も、必須項目属性に対してどのメッセージを使うかを協議する必要はありません。このプロパティを True に設定すると、メッセージを変更したい場合にメッセージを一度変更するだけで、アプリケーション内のすべてのメッセージが、アプリケーションのビルド時 (またはパターンの再適用時) に自動的に更新されます。すべてのメッセージが同じになるため、開発者がアプリケーションを統一するのに役立ちます。

また、条件を設定して、項目属性や変数を必須または任意にするタイミングを指定できます。

たとえば、PersonCellNumber が空のときに PersonHomeTelNumber の入力を必須にしたい場合、次のような条件を追加します:

これにより、Error ルールは Cellphone number が空の場合にのみトリガーされます。

Web パネル内での [Is required] の例

テンプレートに基づいて作成された Web パネル内に変数があり、その変数の入力を必須にしたい場合、変数の [Is required] プロパティを True に変更する必要があります。  

 

トランザクションの例と同じようにテーマクラスが割り当てられますが、Error ルールを追加する代わりに、必須の変数をすべて確認し、空白の変数それぞれについてメッセージを表示するサブルーチンが作成されます。結果にはブール値 (必須フィールドがすべて入力されているかどうか) が設定されます。


 


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