Selection

情報の非表示

アプリケーションを実行して (F5 キー)、PersonWW に移動します。

次の図から分かるとおり、グリッド内に多数の列があるため、非常に大きな横のスクロールが表示されることになります。

SelectionFeatures_img08

インスタンスから、このオブジェクトに次の列が表示されないようにしてみましょう: PersonCreateDate、PersonUpdateDate、PersonCreateUser、PersonUpdateUser。これらの列が表示されないようにするには、非表示にするか、インスタンスから削除します。
[Visible] プロパティで非表示にする方法と、オブジェクトから項目属性を削除する方法の違いは、非表示にする場合、たとえば列の選択機能 (Column Selector) を利用して、実行時にデータの操作を再開できることです。

アプリケーションを実行して、結果を表示します。 

SelectionFeatures_img08.1

 

変数の使用

その後、クライアントが開発の進行状況を確認するためのミーティングを開きました。クライアントはすべての画面を確認し、Person Work With (PersonWW) では、ユーザーが CompanyId の値を CompanyName と同じ列、また別の列に表示できるオプションが必要だと述べました。

現時点では、このデータを別の列に表示するオプションがあるだけです:

SelectionFeatures_img53.1

クライアントの要求を満たす方法の 1 つは、グリッド内に変数を追加することです。CompanyName に連結された CompanyId の値を [Load Code] プロパティに設定します。

注意:

  • フォームに新しい変数を挿入する場合、最初に必要な作業は、この新しい変数が基づくドメイン/項目属性/SDT/BC を定義することです。この場合は、Company のデスクリプションを表示したいので、[Description] ドメインに基づく変数を定義します。Varchar(200) など、基本的な変数として定義することもできます。
  • [Load Code] プロパティは、ロードされる変数の値を定義します。値は、プロシージャーの呼び出しや項目属性の連結など、ほかの変数の結果の場合もあります。下記に例を示します:
    • &MyVariable = &AnotherVariable
    • &MyVariable = Proc.udp(&parm1, att2, .)
    • &MyVariable = Att1 + " "  + &Var2 .

SelectionFeatures_img53.2

変更を行い、アプリケーションを実行して、結果を表示します。

SelectionFeatures_img54

CompanyName を表示すると、CompanyName にリンクが含まれていることが分かります。このリンクをクリックすると、Company トランザクションの View オブジェクトが呼び出されます。これは、Autolink と呼ばれる WorkWithPlus の自動的な動作です。

新たに作成する列にはこの動作は含まれません (これは変数であるためです)。したがって、この動作を手動で追加する必要があります。そのためには、次の画像に表示されている [Link] アクションを使用します。

SelectionFeatures_img55

 

SelectionFeatures_img56

アプリケーションを実行し、設定したものをテストします:

SelectionFeatures_img57

以降のセクションで、この重要なオブジェクトに機能をさらに追加します。

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