[Attribute] ノード

 

[Attribute] ノードには、次のプロパティがあります:

[Attribute]:項目属性の名前です。
[Description]: 項目属性のデスクリプションです。[Show description] プロパティが [True] の場合、フォーム内で項目属性自体の横に表示されるテキストブロックのキャプションを示します。上の例では、項目属性が PersonId であり、デスクリプションは Id です。したがって、次に示すように PersonId 項目属性の横に「Id」が表示されます。

[Right Text]: このプロパティが空ではない場合、同じセル内で項目属性の横に挿入されるラベルを示します。このラベルに割り当てられるテーマは、[WWP Configuration] -> [Theme] ノード内の [Att/Var Right Text] プロパティから適用されます。

[Help Text]: マウスポインターまたはカーソルがフィールドの上、そのデスクリプションの上、または項目属性の横のヘルプアイコンの上に位置している場合にツールチップとして 表示される説明を指定します (メインの構成によって異なります)。

たとえば、構成が値の上にツールチップを表示するように設定されている場合、次の画像のように表示されます:

この機能の詳細については、次を参照してください:  項目属性および変数のツールチップヘルプ   

[AutoPrompt] 項目属性がトランザクションの外部キーの一部に属する場合にプロンプトルールを生成するかどうかを指定します。 ほかのトランザクションへの外部キーである項目属性にのみ適用されます。<default> の値は、[WWP Configuration] -> [Template] 内のプロパティ値が適用されます。

外部キーが複数の項目属性で 構成されている場合、それらのいずれかのプロパティを [True] に設定すると、WorkWithPlus はプロンプトルールを追加します。 また、プロンプトルールに含まれるすべての (外部キーまたは推論された) 項目属性に手動の Prompt (項目属性の子として追加) を含まないようにする必要があります。  

たとえば、Person のトランザクションで Company のプロンプトルールが必要な場合、 CompanyId の [Auto Prompt] プロパティを [True] に設定します ([True] または既定値が [True] の場合は <default> でも可):

設定の保存後、WorkWithPlus はルールを追加します:

[Invite Message]: エンドユーザーが入力すべき内容を説明するために項目属性のフィールドに表示されるメッセージを指定します。 エンドユーザーが項目属性のフィールドに何かを入力し始めると、このメッセージは消えます。 ナレッジベースの [HTML Document Type] プロパティが HTML 5 の場合にのみサポートされます。

[Link]

[Autolink] パターンのほかのインスタンスへのリンクをそのデスクリプション項目属性を介して生成するかどうかを指定します。変更している項目属性が一部のトランザクションのデスクリプション項目属性を示す場合にのみ適用されます。

例: 項目属性 CountryName は、Country のデスクリプション項目属性です (また、Person 内の推論された項目属性です)。この項目属性を TabGeneralPerson オブジェクト内部の一部のテーブルに追加する場合、WorkWithPlus パターンによって、関連付けられた国にリンクが生成されます。

アプリケーションを実行して、John と名付けられた Person を表示します。

Country Name 項目属性にリンクが生成されたことが分かります。このリンクをクリックすると、国に関する情報が表示されます:

[Form]

[Theme class]: 項目属性のテーマクラスです。 このフィールドが空の値の場合、項目属性に割り当てられるテーマクラスは、[WWP Configuration] > [Theme] ノード内のプロパティ [Attribute]、 [Readonly Attribute]、および [Readonly Blob Attribute] から適用されます。
[Description Theme class]: 項目属性のデスクリプションのテーマクラスです (項目属性自体の横に表示される テキストブロックです)。 上の例では、項目属性が PersonId であり、デスクリプションは「Id」です。このプロパティは、Id のテーマクラスを参照します。

[Visible]:項目属性が画面上に表示されるかどうかを指定します。

[Visible Condition]: 条件を満たした場合にのみ変数を表示するための条件を指定します。

たとえば、Gender が Female の場合にのみ PersonHairStyle 項目属性を表示したい場合、次のような条件を指定します:

この条件を追加することにより、実行時に「Male」が選択されたときには PersonHairStyle 項目属性が 表示されないようになります:

「Female」を選択すると、項目属性が表示されます:

[Location in father table] プロパティの詳細については、次のリンクを参照してください: Location in father table - 詳細 < 

[Control Info]: このカテゴリ内部のプロパティは、変数のコントロールタイプを参照します。

[Control Info]:変数がドメイン/項目属性などに基づく特定のコントロールタイプを持つか、またはカスタマイズして定義されるかを指定します。このプロパティを既定値 (Based on) のままにして [Control Info based on] プロパティの値を空にすると、変数のコントロールタイプは、その定義と同じになります。

[Control Info] プロパティの値に応じて、一部のプロパティが自動的に表示されたり非表示になったりします。

[Control Info]: [Based on]

[Control info based on]: 変数のコントロール情報が基づくドメインまたは項目属性を指定します。
[Conditions (Dynamic controls)]: コントロールに追加される条件を指定します (コントロールが [Dynamic Combo]、[Listbox]、または [Suggest] の場合のみ)。

[Control Info]: [Custom]

[Control Type]: 項目属性のコントロールタイプを指定します。

GeneXus がコントロールタイプとして許可するオプションのほとんどがこのプロパティでサポートされています:

選択したコントロールタイプに応じて、ほかのプロパティが表示されます。たとえば、コントロールタイプが [Combo Box] の場合、[Values] および [Empty Item] プロパティが表示されます。

[Custom Properties]

[Custom Properties]: 項目属性ノード内で利用できない特定のプロパティを項目属性に割り当てることができます。 いくつかの例でのみ、これが使用される必要があります。詳細情報: [Custom Properties]

[Advanced Security]: このカテゴリ内のプロパティは、アプリケーションが高度なセキュリティを備えているか、GAM セキュリティと統合されている場合にのみ表示されます。

[Edit/ReadOnly Security Functionality Key]: あるロールに対してその項目属性を編集できるようにするかどうかを定義するために、項目属性が持つ権限の名前を指定します。 <default> の場合は、項目属性の定義内の同じプロパティから値を取得します (ページ下部の説明を参照)。値が空の場合は、このオブジェクト内の項目属性に Edit/ReadOnly Security は追加されません
[Show/Hide Security Functionality Key]: あるロールに対してその項目属性を表示するかどうかを定義するために、項目属性が持つ権限の名前を指定します。 <default> の場合は、項目属性の定義内の同じプロパティから値を 取得します (ページ下部の説明を参照)。値が空の場合は、このオブジェクト内の項目属性に Show/Hide Security は 追加されません

[Edit/ReadOnly Security Functionality Key] を変更し、実行中のアプリケーションに変更を反映する場合は必ず、有効にしている Security に応じて「セキュリティ機能の更新 (高度なセキュリティ)」または「セキュリティ機能の更新 (GAM + WorkWithPlus)」の手順を実行してください:

次に、アプリケーション全体のセキュリティ設定と同様に、管理者は実行中に項目属性のセキュリティを各ロールに対して設定します (オブジェクトのセキュリティ、トランザクションのモードなど)。

[Transaction]

[Is required]: 項目属性がトランザクションにおいて必要かどうかを指定します。 つまり、このプロパティによって、ユーザーがこの項目属性に空の値/null 値を設定できるかどうか、またはレコードを作成または変更する際に値を入力する必要があるかどうかが判断されます。

必須な項目属性の場合 (このプロパティは [True] です)、必須ではない項目属性とは異なって表示されるため、ユーザーは実行時に見分けることができます。これを実行するには、既定で特定のテーマクラスを設定します。 また、Error ルールを作成して、レコードの作成または更新時に、この項目属性が値を設定するようにします。

必要な項目属性およびそのデスクリプションに既定で割り当てるテーマクラスは、WWP Configuration でパラメーター化されます ([Theme] ノード、 必要な項目属性カテゴリ内のすべてのプロパティ)。したがって、 WWP Configuration でこのプロパティを 1 回変更することで、インスタンス内に既定値のテーマを持つ (空のフィールド) すべての必要な項目属性は、そのテーマクラスをこのパラメーターから適用します。  

[Is required] プロパティが [True] の場合、次のプロパティが表示されます:

[Is required extra condition]: [Is required] プロパティが [True] に設定されている場合、項目属性が必要となるタイミングを指定する条件を設定できます。

たとえば、PersonCellNumber が空のときに PersonHomeTelNumber の入力を必須にしたい場合、次のような条件を追加します:

[Is required error message]: エンドユーザーがフィールドを空のままにした場合に表示されるメッセージを指定します。 値を <default> にすると、[WWP Configuration] à[Labels] à[Required Attribute]からメッセージが取得されます。

プロパティの値が [! で始まり !] で終わる場合は、値をルールに挿入するときにメッセージが " " (二重引用符) で囲まれることがないため、変数とプロシージャーをエラーメッセージに含めることができます。次に例を示します:

プロパティの値: [!"Home Address (" + &Pgmname + ") の入力は必須です"!] の場合は、次のルールが挿入されます: Error("Home Address (" + &Pgmname + ") の入力は必須です") If PersonHomeAddres.IsEmpty();

プロパティの値: Home Address の入力は必須です の場合は、次のルールが挿入されます: Error("Home Address の入力は必須です") If PersonHomeAddres.IsEmpty();

[No Accept]: トランザクションオブジェクト内部の項目属性に割り当てられた NoAccept (<ATT>) ルールを挿入するかどうかを指定します。このプロパティに指定できる値は次のとおりです:

      <default>: 以前のバージョンと同じ動作になります (項目属性が外部キーであり、このルールに条件がある場合にのみ NoAccept() ルールを追加します)。

 

[True]: 項目属性が外部キーであるかどうかにかかわらず、NoAccept(<ATT>) ルールを条件なしで追加します。

 

 

 

            [False] : 項目属性には NoAccept() ルールを追加しません。

項目属性の定義内の [WorkWithPlus] プロパティ

項目属性ノードに属していない一部のプロパティが (あるオブジェクト内に) 存在しますが、これらは項目属性そのものに属しています。そのため、WorkWithPlus が一部のプロパティを項目属性の定義に追加します:

[Use Date Picker]: Date Picker のコントロールを使用するかどうかを指定します。 [Date] または [DateTime] の項目属性にのみ適用されます。このプロパティはドメイン上でも使用可能で、その項目属性またはドメインに基づいて変数を作成する場合に 考慮されます

[Security]

[Enable Edit/ReadOnly Security]: 項目属性の Edit/ReadOnly Security を有効にするかどうかを指定します。 [True] の場合、実行時にアプリケーションの管理者が、項目属性の値を編集できるユーザー (一部のロールに属する) とできないユーザーを判断することができます。

[Edit/ReadOnly Security Functionality Key]: あるロールに対してその項目属性を編集できるようにするかどうかを定義するために、項目属性が持つ権限の名前を指定します (どちらのプロパティも既定値は、[WWP Configuration] -> [セキュリティ] ([Advanced] または [GAM]) から適用します)。

[Enable Show/Hide Security]: 項目属性の Show/Hide Security を有効にするかどうかを指定します。 [True] の場合、実行時にアプリケーションの管理者が、項目属性の値を表示できるユーザー (一部のロールに属する) とできないユーザーを判断することができます。

[Show/Hide Security Functionality Key]: あるロールに対してその項目属性を表示するかどうかを定義するために、項目属性が持つ権限の名前を指定します (どちらのプロパティも既定値は、[WWP Configuration] -> [セキュリティ] ( [Advanced] または[GAM]) から適用します)。

詳細情報: 項目属性および変数のセキュリティ