[Selection] ノード

[Selection] ノードの目的は、トランザクションに関連付けられた WorkWith オブジェクトを生成することです。
[Selection] ノードには、次のプロパティがあります:
[Caption]: Selection オブジェクトの Web ページに設定されるタイトルを指定します。固定された特定の値を設定する場合、単一引用符 (') で括られた値を取得する必要があります。たとえば、Persons をフォームのタイトルとして表示する場合、'Persons' を設定する必要があります。このプロパティが空の場合、Web ページのタイトルは [Selection] ノードの [Description] プロパティから取得されます。 [Description]: デスクリプションのノードを指定しますが、オブジェクトの [Description] プロパティには割り当てられません。 [Caption] プロパティが空白の場合に、View オブジェクトの [WWLink] ノードによって使用されます。
この Selection に含まれているグリッドのページングタイプを指定します。オプションは次のとおりです:
- One page at time
- Infinite Scrolling (form scroll bar)
- Infinite Scrolling (grid scroll bar)
[Page]: グリッドによって表示されるページごとの行数を指定します。このプロパティは、[<default>]、[<unlimited>]、[Page.Rows]、またはグリッドに表示される行数を直接設定できます。このプロパティが [<default>] の場合、値は [WorkWithPlus] -> [Web 設定] -> [Grid] ノード内の [Page] プロパティから取得されます。このプロパティが [<unlimited>] の場合、グリッドにはページングが設定されません (すべてのレコードはグリッドページ内に表示されます)。
List オブジェクトのグリッドをロードするタイミングを定義します。
有効な値は次の 3 つです:
-
これは、WorkWithPlus for Web の以前のバージョンの動作で、次のようにページ遷移する際にグリッドからデータをロードします。また、これはこのプロパティの既定値です。

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[Load Data] プロパティを [After filtering] に設定している場合、ページ遷移する際に、グリッドは読み込まれず、フィルタで検索を実行した後で読み込まれます。すべてのフィルタを消去すると、グリッドは初期状態 (空) に戻ります。

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2 番目に追加されたオプションは、[After pressing Search button] です。このためには、ページに Standard Action (Search) を設定し、フィルタにデータを挿入した後、[検索] ボタンを押してフィルタを適用するグリッドをロードします。すべてのフィルタを消去して [検索] ボタンを押すと、グリッドにレコードがロードされます。

[Is Main]: 生成された Web パネル (Selection) がメインプログラムとして設定されるかどうかを指定します。 [Master Page]: Selection オブジェクトに割り当てられるマスターページを指定します。[<default>] を割り当てると、この値は [WorkWithPlus Settings] -> [Master Pages] ノード内の [Selection] プロパティから取得されます。[<none>] を割り当てると、[Selection] にはマスターページが含まれません。
フォームのテーマクラスを指定します。
[Generation Options]
[Update Object]: パターンを再度適用した後に、Selection が更新される方法を指定します。選択肢は次のとおりです:
-
[Do not update]: パターンを再度適用する際、Selection のエレメント (Web Form、Events、Rules) のいずれも更新されません。インスタンスのほかのオブジェクトと異なり、Selection オブジェクトがパターンにリンクされなくなります。
-
[Create default]: パターンを適用するたびにフォームが作成され、パターンのインスタンスに従って Rules および Events が更新されます。再度適用した後、ユーザーコードおよびユーザーテーブル内の内容は変更されません。
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[Only events and rules]: パターンを適用するたびにパターンのインスタンスに従って Rules および Events が更新されますが、Selection フォームはインスタンスから作成されず、変更されません。
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[Overwrite]: パターンを適用するたびに Rules、Events、およびフォームが上書きされます。ユーザーテーブル内のすべての内容およびユーザーコードが消去されます。
[Web User Experience]: Selection オブジェクトの Web ユーザーエクスペリエンスを指定します。このプロパティのオプションは、[Use model property]、[Smooth]、または [Previous versions compatible] です。プロパティの値が [Use model property] の場合、ナレッジベースの実際のバージョンの [Web User Experience] プロパティから実際の値を取得します:
[Base Web Form]: Web フォームのベースが HTML か抽象レイアウトかを指定します。フォーム内のテーブルのタイプに応じて、フォームに HTML コントロールまたは Layout コントロールが含まれる場合があります。このプロパティのオプションは次のとおりです: [Use model property]、[Abstract Layout]、または [HTML]。値が [Use model property] の場合、ナレッジベースの実際のバージョンの [Default Web Form Editor] プロパティから実際の値を取得します (上記の図を参照)。
例: [Base Web Form]: Abstract Layout (HTML コントロールを含む)
 例: [Base Web Form]: HTML (Layout コントロールを含む) 
[Advanced Security]
[Security Functionality Key]:
ユーザーがオブジェクトにアクセス可能かどうかを確認するために使用される [Security Functionality Key] を指定します (<default> の場合、このインスタンスのメインノードに定義されている一般の [Security Functionality Key] が考慮され、空欄の場合、確認は行われません)。
[GAM]
[Permission Prefix]:
<default> の場合は、[WorkWithPlus] -> [Web 設定] -> [Transaction テンプレート (Main)] 内のテンプレートに定義されている値が取得されます。値が <Same as Parent Object> の場合は、トランザクションの接頭語アクセス許可が取得されます。したがって、このアクセス許可を設定することで、Web パネルにアクセスする特定の別のアクセス許可を割り当てることなく、この画面を使用できるようになります。

[Data Selector]
[Generate Data Selector For Conditions]: フィルタに含まれるすべての条件および開発者がオブジェクト内の [Conditions] セクション内に追加した条件を含む Data Selector を生成するかどうかを指定します。[WorkWithPlus] -> [Web 設定] -> [Template] ノード内の [Include Automatic Conditions In Data Selector] プロパティの設定に応じて、[Automatic conditions] も含まれます。この Data Selector の生成は、これらの条件を別の目的に使用する必要がある場合に便利です (画面上にトータリゼーターを表示する Refresh イベントに同一の ForEach を作成する、あるプロシージャーに同一条件を使用するなど)。
たとえば、オブジェクトに追加されたフィルタが次のような場合:

すべての Selection オブジェクト用に次のような自動条件が作成されます:

[Include Automatic Conditions in DataSelector] プロパティが [False] の場合、生成される Data Selector は次のようになります:

オブジェクトの "Conditions" セクションには、自動条件が含まれます:

[Include Automatic Conditions in DataSelector] プロパティを [True] に変更した場合、WWPerson に生成される Data Selector は次のようになります:

重要
[Extra Selection] ノードを [Level] ノードに追加することで、ユーザーは必要な数の Selection オブジェクトを挿入できます。既定では、インスタンスは、1 つの Selection オブジェクトのみ生成します。
すべての Selection オブジェクトには、トランザクションのレコードを表示するグリッドがなければなりません。このグリッドは、従来のグリッドやフリー スタイル グリッドが可能で、オブジェクトのナビゲーションを決定するために、少なくとも 1 つの項目属性を含む必要があります。
[Selection] ノード上での操作
[プレビュー]: パターンの再適用や表示するためのプログラムの実行を必要とせずに、Selection フォームがどのように生成されるのかを例示します。
[プレビュー] アクションの詳細については、次のリンクを参照してください: プレビュー <
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